「全然違う理由?」
「……はい」
「え、まさか」
「?」
眉をキッと上げた洋平先輩が、ベッドの上の瞬先輩を鋭く睨んだ。
「春田テメェ!さっきは冗談で言ったけど、まさかまじで無理矢理襲おうとしたのか!?」
「は……?」
「おま、弱ってる美香ちゃん前にしてイケるとでも思ったんだろ!それで泣かせたんだろ!」
「え……」
「お前いい奴だと思ってたのに最低か!男として気持ちはわかる!そんな俺も最低だけど実行したお前はもっと最低だ!」
なんの、話……。
洋平先輩、なんの話をしてるの!
なんて思っていたら。
洋平先輩よりももっと大きな爆弾は、なんの予告もなくサラっと落とされた。
ごっつ先輩によって……。
「無理矢理じゃないんじゃないかな?だって七瀬さん、相手が瞬ならOKでしょ」
なに、を……!
なにを言ってるの……この先輩たち!
「あ、そっか。てことは俺ら、まじで邪魔しちゃったんだ。あちゃー!ごめんごめん」
ごめんごめん、じゃなくて!
「お前らな、そういう話は男だけのときにしろっつーの」
「!」
ダメ!それもダメ!
影で言われるの、余計恥ずかしいから!


