「なんだよー、心配して来たっつーのに、そういうこと?」
だから違う!
「だめですよ洋平先輩、そんなからかったら2人気まずくなっちゃう」
「あ、そっかそっか。いいよ、じゃあ続きどうぞ。俺らそっとしとくから」
「だから!」
「まぁ若いし、そういうこともあるか」
「なに言ってるんですかごっつ先輩!違います!」
「そんなに照れなくたって」
「照れてない!」
「あー、はいはい。みんな七瀬のこと心配して来たんだろ?突っ立ってないで中入れば?」
「いや、超えてはいけない線がここに見えるんだけど」
「んなもんねぇっつの」
洋平先輩の言葉を、瞬先輩が笑い飛ばす。
「お邪魔じゃないですか?」
「つーかここ、西沢さんの部屋じゃん」
「そうだよ、にっしーの部屋だよ!おかえり待ってたよ!」
このまままた2人きりにされたって、ただ気まずいだけだから。
それなら、みんながいてくれた方が絶対いいって、私は必死。
「じゃあせっかくなので、お邪魔します」
「どうぞどうぞ、ごゆっくり!」
「だから西沢さんの部屋だっつーの」


