「纏めた意見を発表するのって、生徒会長ですよね?」
にっしーの声に、「だろうね」ってごっつ先輩が答える。
私また、瞬先輩に迷惑かけるんだ。
ダメだ……
本当に本気でサイアクすぎる。
「あの、私、今から出来るところまで纏め直します」
もう時間がないけど、覚えている範囲でなら……
「はじめるぞー」
けれど先生が入ってきたことで、時間は全てなくなってしまった。
一行だって纏め直す時間は、ない。
「んな落ち込むなって。七瀬が纏めてくれたのさっき読んだし、頭には入ってるから」
「でも……」
「大丈夫、何ならまたかっこいいとこ見せてやるから」
「、…」
「今度はちょっと、それも狙ってみようかな」
冗談めかして笑いながら、先輩は目の前の席に座った。
私も重い心境のまま席について、中央にいる先生を見る。
大人とは思えない行動をした、サイアクな先生を……


