「2人仲いいしさ、私みたいに無理矢理キスでもしてみたら、すぐにうまくいくかもよ?」
「キ、キキ、キスなんて!無理!」
「なんで?顔近づけてチュッてすればいいだけじゃん」
「!」
にっしー!
なんかすごい積極的!
「なんの話してんの?」
「うぎゃあ……!?」
女子同士秘密の話をしていたら、隣に突然……
瞬先輩がドカッと座った。
「ちょ、あはは、美香うぎゃあって」
「で、なんの話してたの?」
「な、なななんでもありません!」
心臓が一気にバクバクして、普通の日本語が喋れなくなる。
そんな私をフォローしてか、にっしーが会話を繋げてくれた。
「春田先輩、もう食べ終わったんですか?」
「うん、5分ぐらい前に」
「早っ」
ペットボトルのお茶だけを持っている瞬先輩は、それを一気にごくごく飲んだ。
半分ぐらい入っていたお茶が、あっという間に空っぽだ。


