「生徒を代表する生徒会の人間が、『聞いてません』で許されると思ってんのか?何のための代表だよ、笑わせんな」
「、…」
「これだから社会の常識を知らない高校生は甘いんだよ。どうせくだらないこと考えてたんだろ。こっちは休み返上でわざわざこんなとこまで来てやってんだ、いちいち無駄な時間取らせんじゃねーよ」
え……なに、これ。
「聞く気がないなら出てけ。甘やかされて育った家にでも帰って寝てろ」
「、…」
なに、それ……
確かに、話を聞いてなかった私が悪いけど……でも、そんな言い方。
『高校生の考えてることはくだらない』って。
え、だって、大人がちゃんとしてくれないから……ちゃんと、親をやってくれないから。
だからこんなこと、考えなくちゃいけないのに。
……甘やかされて育った家なんて、どこにも、
「先生。なんですか、その言い方」
「……、」
低い声と共に、机に頬杖ついていた目の前の体が動いた。
……瞬先輩の声だ。


