大広間に入ったら、「回」の形で長テーブルが部屋を2週していた。
机の上にはそれぞれの名前が書かれた紙が置いてあって、自分の名前の席に座るようになっている。
同じ制服同士が固まっているから、学校ごとに区切られているのかな。
「うちらの学校どこだー?」
「えーと」
見渡す、大広間。
視線を移した、窓際のほうで……
「おっ」
「あ……」
座っている瞬先輩と、目が合った。
「にっしー、あそこ」
「ん?あー、いたいた」
にっしーの制服をチョイっと引っ張って、先輩たちの元へ歩いていく。
「お、来た来た」
「お待たせしましたー」
「プリント、持ってきた?」
「はい、バッチリです」
座席数を数えてみたら、45席ぐらいある。
人数、結構多いんだな……。
やだ、ほんとに緊張してきた。
「バーベキューって何時からだろ?」
「プリントに書いてない?」
私とにっしーが座る目の前が、先輩たちの席。
目の前の先輩陣は緊張した様子もなく、楽しそうに談笑している。
こうしていよいよ、
荷が重過ぎる討論会はスタートした───。


