「とうちゃーーく!」
イズミンの車で着いたのは、湖の横にある合宿所。
緑が生い茂って空気が澄んでいて、なんだかとってもキレイなところだ。
「みんな受付済ませてー!部屋割りの紙もらったら、取りあえず荷物置いて大広間に集合ねー」
「「はーーい」」
受付には、私たちの他にも何校かの生徒たちが制服姿で集まっていた。
セーラー服だったりブレザーだったり、見たことのある制服だったり初めて見る制服だったり。
同じ地域の高校が集まっているから、そんなに遠い学校の生徒はいないはずなんだけどな。
「ねぇ美香、なんか緊張してくるね」
「うん……緊張しすぎて吐きそう」
「よーし、俺がその緊張をほぐしてやろーか!」
「結構です」
「っておいにっしー!今のは美香ちゃんに、」
「ようへーい、俺ら部屋こっちだって」
ここにいるだけでわかるのは、他校の女子生徒がチラチラ瞬先輩を見ていること。
なにこれ……どれだけモテるの、先輩。


