ビジネスホテルに連れて行かれたわたしは、部屋に入ったのと同時に大森さんに唇を奪われた。

「――んっ…」

舌が入ってきた深いキスに、頭がおかしくなる。

すぐに後ろのベッドに押し倒された。

「――あっ…」

大森さんの唇が、首筋に触れた。

服のうえから胸を揉まれる。

「――んっ…」

吐息と共に、甘い声が出てきた。

「優しくしてあげませんって言いたいところですけど、それはなしですね。

お仕置きにならないでしょ?」

大森さんがわたしの服を脱がした。

唇が躰に触れた瞬間、わたしの躰がビクッと反応した。