Sweet Love~極上に甘い恋~

眩しい光に起こされるように目を開けると、わたしはベッドのうえにいた。

隣に大森さんは…いなかった。

どこ?

わたしはシーツで躰を隠すと、部屋を出た。

家の中を探した。

けど、いなかった。

大森さん、どこへ行ったんですか?

部屋に戻ると、わたしはベッドのうえに座った。

痛いくらいの大きな不安が、わたしの胸を襲った。

大森さん、どこへ行ったんですか…?

涙が1粒、頬を伝った。

わたしを1人にしないでください…。

そう思いながら、わたしは涙を流した。