眩しい朝の光に、わたしは目を開けた。

――ええっ!?

わたしはベッドから落ちそうになった。

だって…大森さんと寝ていたんだよ!?

ただ寝ていたならまだいいけど、彼に抱きしめられたままの状態で寝ていたんだよ!?

何でこの状況なのよ…。

自分でツッコミを入れて見ても、この状況が変わる訳ではない。

――んんっ?

何かこのような出来事がずっと前にもあったような気がする。

わかんないけど、何かあったような気がする。

思い出そうとしたら、鈍い痛みの頭痛が襲ってきた。

あー、無理しない方がいいのかも知れない…。

自分と格闘していたら、大森さんが目を開けた。