Sweet Love~極上に甘い恋~

「あ、あの…その…」

わたしは一体何を言いたいの?

完全に挙動不審だよ。

頭が痛みを忘れて、パニックを起こしている。

でも何かを言いたい。

だけど、言うことができない。

「乃南さん」

男の人がわたしに向かって両腕を伸ばしてきた。

何するの…!?

「――いやっ!」

それが怖くて、わたしはその腕を払った。

パンッ!

部屋に乾いた音が響いた。

腕を払われた男の人の表情がさらに悲しさを増した。