Sweet Love~極上に甘い恋~

「わざわざ紹介しなくても、山中さんのことはちゃんと知ってるよ」

佐々木さんが笑いながら言った。

し、知ってる!?

わたしって、もしかして有名人なの!?

それとも、佐々木さんお付きのスパイがいるの!?

そう思ったわたしの頭の中を読んだと言うように、
「大森さんが全くの素人の子を自分のマネージャーにしたって言う話は、結構有名だよ」

佐々木さんが言った。

「そ、そうなんですか…」

呟くように返事をしたわたしに、
「何で君みたいな子にマネージャーを頼んだかはよくわからないけど、大森さんはかなり必死で社長さんに頼み込んだみたいだよ」

佐々木さんが言った。

必死で、頼み込んだ?

それがよくわからなくて、
「すみません、大森さんは人間ですか?」

わたしは佐々木さんに聞いた。

何言ってるんだ、わたし。

その質問をしているわたしの方が人間ですか、だよ。