Sweet Love~極上に甘い恋~

演奏会は無事に終わった。

大森さんは他の審査員たちと話しあいがあるため、別のところに行っていた。

わたしはホテルのロビーにあるカフェで、大森さんが帰ってくるのを待っていた。

冷たいアイスティーを飲みながら彼を待っていると、
「ちょっと、ここいい?」
と、誰かに声をかけられた。

顔をあげると、ピシッとスーツをきた男の人だった。

年齢は大森さんと同い年か少し上くらいかも知れない。

「どうぞ」

わたしが言うと、男の人は会釈をして、向かい側の席に腰を下ろした。

あれ?

わたしは気づいた。