「明日一緒にあの店行こ。新しい皿、買いに行かないとな」

「…うん」




歩美が

泣いてる歩美が、どうしようもなく愛おしい。



あの時、声をかけて良かった。

きっかけは違っても、今は誰よりも歩美が必要だと思えるから。




「オレここに住む。困る?」




歩美は一瞬驚いて
それから黙ったまま首を振った。


何回も、何回も。




「ありがとな。
オレずっとお前といたいし」