「疲れるんだよなぁ、お前」



オレが立ち上がっても、歩美は床の後始末におわれる。



お前は分からないだろ。

オレがどんなに辛い想いで、お前を見てるか。



泣いてもらわないと、自分の気持ちにすら自信が持てないなんて

最低だろ。




それでも
好きでいてくれるのか。