「おいおい、そんなに私の姿が恐ろしいのか?」

「いっいいえ!!!
 ただ・・・その・・・
 貴方は・・・本当にシナノ様??」

「無論だ。『神獣』とは、本来はこの様な姿であるべきなのだ。しかし、この姿では魔力の
 消費が激しくての、小さき姿のまま、魔力を長年蓄えていたのだよ。
 全ては、人類の黒歴史に決着をつける為。・・・でもまさか、その鍵を握っていたのが『転生
 者』であるそなたであるとはな。」