男は運転があると言い一杯だけアタシにビールを付き合ってくれた。


料理は中華だと思ったから、てっきり大皿でくるのかと思ったが一品、一品各自にきた。


アタシは上手に食べれるか不安だった。

その不安のせいか少し酔ってしまった。

「そぅ言えばまだ名前聞いてなかったね?。」


確かに。もぅ何時間とこの男と過ごしたのにお互いの名前をまだ知らない。


「あかね...茜です。」


「茜ちゃんかぁ。よく似合う名前だね。」


こんなキザな台詞をサラっと言えてしまうこの男が凄いと思った。


「俺はジュン」