裁判所。


アタシは個室に入れられ裁判の時間を待つ。


未成年なのにこんなに大袈裟な事をするのかと驚いた。


アタシは精一杯静かにみせた。


裁判の内容はよくおぼえていない...。


ずっと下にうつむいて上の空だったからだ。


なんだかんだで終わり、アタシは家に帰る事になった。


ママとパパとの約2時間の道のりを無言で車で走った。


アタシはすぐにでも遥、茜、さえに連絡を取りたかった。


頭の中は『携帯』で一杯だ。


もちろん高下大輔とも連絡をとりたい...