静かにベットに腰を下ろす。


冷えた缶ビールのフタを開けた。



そのビールに軽く口をつけるとベットの隣においてある、小さなテーブルにビールの缶を置いた。


ココはベットの枕元にゴロンと寝そべっている。


茜はココを抱き上げ、自分の膝の上に乗せた。


上質な毛並み。


まるで杉田純一を現わしているかの様だ。



ココの身体に頬を寄せた。



ココからは、ほのかに杉田純一の匂いがする。