リアル

「多分、落とせるよ。あの男。」


アタシは口元を緩め茜に言った。


「絶対、絶対に落とせる自信がある。」

茜が目を見開きながらアタシに言った。

次はアタシがトイレに立った。


勿論、真実の彼氏達の前を通りながら。

通り間際、真実の彼氏と目があった。


アタシはいつもの笑顔でニコっと笑う。

「さっきは...さっきは連れの落とし物を拾ってくれてありがとぅございます。」


アタシはまたニコっと笑った。


そしてそのままトイレへと向かった。