悲しむ空と一つの恋

夜は好きだ。

だけど夜になると不思議な気持ちになる。

月を見れば神谷先生も今同じ月を見てるのかな?と思うし部屋の窓を開けて近くの家の明かりを見ると神谷先生はまだ仕事中かな?と思うし…少し遠くにあるマンションの部屋に明かりがついてると…なぜか悲しい気持ちになる。

ただ一言言えるのは会いたい。

さっきまで学校で会ってたのにもう会いたい。

「もう…こんなのベタ惚れじゃん…
神谷先生のばか…」

私の声はこの広い夜空に吸い込まれた。

「ほんと、漫画みたいに隣の家に実は住んでましたー!とか起きればいいのにな。」

なんてことを思ってたらベランダで寝てしまっていたみたいだ

「やばい…今何時!?」

時計には7時30分と書いてある…

「大体1時間くらい寝てたってことだよね…
風邪引かなくてよかった〜」

なんて考えていたけど…