「僕らは、ずっとそのつもりで妖魔と戦ってきたんだけど……」
輝一の双子の弟、大智(だいち)の言葉に僕らは頷いた。
「……ありがとうございます。テオは、この森を通るだろうと予想されます。行きましょう!」
アイビーの予想通り、館のある森にテオが現れた。
「テオ……絶対にエデンには向かわせません!」
剣を構えたアイビーは、テオを見据える。そして、アイビーと楓(かえで)が動いた。テオの正面からアイビーが斬りかかって、楓が空に飛び上がる。
銃を構えた紫月(しづき)と輝一は、アイビーと楓を避けて攻撃魔法を放った。
「……っ!!」
次の瞬間、アイビーと楓の体は吹き飛んで2人の放った攻撃魔法は弾き飛ばされる。
『俺の周りには、強力なバリアが張ってある。俺は、無敵だ!!』
高笑いをして、テオは僕らを見下すように見た。
「は?嘘……だろ?」
凛兄はそう呟いて、テオを見つめる。……僕は、どうしたらいい?
『冬都さん……こちらへ』
凛兄の声が聞こえた瞬間、僕の意識は途切れた。
「……冬都さん」
そっと目を開けると、僕はどこかの森の中で立っていた。僕の目の前には、僕の記憶の中であった凛兄が立ってる。
輝一の双子の弟、大智(だいち)の言葉に僕らは頷いた。
「……ありがとうございます。テオは、この森を通るだろうと予想されます。行きましょう!」
アイビーの予想通り、館のある森にテオが現れた。
「テオ……絶対にエデンには向かわせません!」
剣を構えたアイビーは、テオを見据える。そして、アイビーと楓(かえで)が動いた。テオの正面からアイビーが斬りかかって、楓が空に飛び上がる。
銃を構えた紫月(しづき)と輝一は、アイビーと楓を避けて攻撃魔法を放った。
「……っ!!」
次の瞬間、アイビーと楓の体は吹き飛んで2人の放った攻撃魔法は弾き飛ばされる。
『俺の周りには、強力なバリアが張ってある。俺は、無敵だ!!』
高笑いをして、テオは僕らを見下すように見た。
「は?嘘……だろ?」
凛兄はそう呟いて、テオを見つめる。……僕は、どうしたらいい?
『冬都さん……こちらへ』
凛兄の声が聞こえた瞬間、僕の意識は途切れた。
「……冬都さん」
そっと目を開けると、僕はどこかの森の中で立っていた。僕の目の前には、僕の記憶の中であった凛兄が立ってる。



