『瀬川さん人気者ですよ 仕事できるし、ルックスはいいし 優しいし。皆の注目のまとです』 そういうと彼は歩き出した。こちらを振り返り、さぁいこうと体であらわしていた それから黙って歩いている。駅の方向は同じだ もう駅に着くのに なにかまずかっただろうか 『瀬川さん私なにか気に障ること言いましたか?』 『・・・佐野』 『はい』 あらためて名前を呼ばれて止まったらいつのまにか瀬川さんの顔が私の目に度アップで写っている なぜ??? そして私の唇にはなにかやらわかいものがあたっている