『それで話ってなんだ』
それぞれ座って藍沢主任の話を聞く
『今回のこの結婚式場なんだが、先方はずっと悩まれていた。まあ。自分の土地でもあったし、俺たちがやることになってそれがどしても嫌だったんだろう
昔もそういう場所だったらしい
そのあとに違うところがはいったそうだが・・・お客様がな。
騒いだり・・・どうしても許せなかったと
それでもうちとしてもあの場所はこれからのこの市場はかかせない
他に取られる前にと。まあ相手方としっかりとあわしてほしい
頼んだ』
そういって軽く頭を下げる藍沢主任はきっとこの仕事だけはしていきたかったんだろう。それがかなわないのは会社だ
『確かに大切な事ですが・・・
わざわざ朝一ではんくてもよかったのでは?』
『俺の気持ちだよ。瀬川』
そういって困った顔して笑う彼を見て瀬川さんはそのままメモに目をおとした
『とりあず難しい人ってことだろう。
予算もある。改装しないとあそこはばしょがよくてもお客様はこない
それもしっかりと考える』
『頼んだよ。氷川』
氷川主任と藍沢主任は同期だ。それでもこの2人がいるところはみたことない。
『じゃあ仕事戻るか』
『そうですね。東堂いくよ』
瀬川さんが私のことを早くだそうとするが私の手をなぜか動かなかった。それもそうだ。私の腕は彼にとめられているのだから
『どうされました
藍沢主任』
そう彼に止められた。
