『・・・藍沢主任』
『なんか東堂さんに主任っていわれえるのは慣れないね
あの頃はずっと藍沢さんだったからな』
そう。なぜか他の部署の主任さん。そしてアメリカにいく藍沢さん
その指には婚約指輪が光っていた
私がほしかったものだ
『そうでしたね』
『ちょっととう・・ど・・・う』
佐野もいきなりの藍沢主任におどろいていた。それもそうだ。なぜ今ここにどうして。それは私もきになる
それもこんなに朝早くに
『えっと君は佐野さんでしたね。噂はきいてるよ』
そういって笑う彼は昔から変わらない
『初めまして。私も藍沢主任のお話は聞いています』
『なんか照れるな』
『おはようございま・・す?』
その後ろからやってきたのは相良君。彼も驚くだろう。本来ここにいるはずのない人だからだ
『おはよう』
さすがに相良君のことはしらないがさわやかな笑顔で言う。
『・・・藍沢さん。おはようございます。どうされましたか??
わざわざこちらに』
その言葉は瀬川さんの言葉でまるでその言葉にはとげがささっていた。
『瀬川。おはよ
俺は君に嫌われているな』
『それよりも俺は氷川に用事があってね
あと。東堂さんも』
そういってこちらをにこっと笑う。私的にはアポがほしかった。そうしたら心の準備もできるのに。
