ーーーーーーーーーーーーーー 朝一緒に佐野と会社に向かうと私達が一番だった 『・・・早かったか』 たしかにいつもより10分だが早く来た。相良君でさえまだだ。 『窓開けよっかー』 『うん』 佐野と一緒に窓を開けたりしている。ドアも開かれた。きっと相良君だだろう 私達がいるから驚くだろうな 『・・・・久しぶり 東堂さん』 その声はいつも聞きなれたあの相良君の声でもなく 仏様の瀬川さんでもなく。 また主任のこえでもない この声の主はたった一人しかいない