『私達ってなんだかんだ結婚って言葉に追われているのかなぁ?』

『なんで?』

佐野は急に立ちだして一歩進んだ

『なんか。よくいうじゃん?人生はサイコロだって
それよくわかるの。確かに人生って何が起こるかわからない

もしかしたら先に赤ちゃんができるかもしれない

それはそれでいいじゃん??このまま私は結婚しないのかもしれない

でも世間的にうとこの状況で別れるって・・・中々しんどくない?
まるで3コマ戻るみたい

本当にもうわかないよね』


サイコロか・・・私はきっとそのサイコロをふるう事すらやまえてしまったのかもしれない。途中放棄だ。

『それでもまだふるっている佐野はすごいよ』

『ふるってんのかんぁ?』

『今その時じゃない?

どちらにしても佐野の人生だしさ。

私はどっちになっても応援はするよ』


『ありがとう東堂

てかあんたもふるったら?』


『そうねーー

もうふるきがないのかもしれない

わからないわ』