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いつも通りの朝だが、ここオフィスには今たった1人の彼がいない


そう。本日結婚式の主任だ


『おいしいものたべているのかねー』

佐野は書類と戦いながらそのホワイトボードを眺めながら聞いてきた

『さぁ?主任ああいうところ苦手なイメージだけど』


『私もそれは思ったわ・・・ってやった』

彼女はそのまま背を伸ばして達成感にあふれていた。そう彼女も今大きな企画をしていた。それが終わったのだ

これは瀬川さんが補佐をしている。本当に佐野はすごい。私の何歩も先にるんだから

『お疲れ様』

『んーーーそれでも瀬川さんのチッェクしだいね

東堂もデザートきまったんでしょ?北山さんから合格もたったんでしょ?』

そう。今日は打ち合わせの日だ。今日はすぐに合格をもらえた。そのおかげで私は足が軽い

『それでも佐野の仕事の方がでかいよ』

『関係ないわ。私はこういうことしか無理だから。きっと私が北山さんとなったら契約どころじゃなくなるわね』

『・・・・怖いわ』

『でしょ?』

北山さんもどうして私を推薦してくれたのかわからない。それに今まで接点のなかった人だ

それでも誰かが押してくれたんだろう

『コーヒーいる?』

『ありがと』

私もちょうど飲みたかったし、今このオフィスには佐野と私だけだ。
相良君と瀬川さんは瀬川さんのお得さまのところにべんきょうとして一緒にいる

それが終わったわ本日の仕事はおわりになるが、私はまだある

『東堂は大変ね。今回の企画はたしかに東堂がいなかったらうちも外されていたわ』

そう。昨日主任に言われた企画は後で佐野から聞いたのだが、色んな部署が手を上げていたらしい。もちろん残せば大きな成果になるからだ

それでも・・・うちの主任だけはあげずに、それに藍沢さんからご指名だったのだ。理由もわかる

あの主任でも会社ではエリートだ。藍沢さんと主任は同期でどちらとも出世コースだ

それに、主任の企画書は魅力的だ。それにここの理由では結婚式の知識のある私がチームにいることもあったらしい