ここまでお付き合い下さり、有難うございます。


この作品は、他サイトにて2009.11.08~2010.02.28にかけて執筆した作品です。こちらで公開するにあたり、主に会話以外の部分、説明部分やその他の描写部分に関して大幅に手直ししました。


それまでの自分の作品は、男女ともに『見た目は良いけど中身がどこか残念』なキャラクターが多く、ストーリーも大きな事件が起こる訳でもなく、何気ない日常の恋愛話ばかり書いていたので、一度、王道なケータイ小説を書いてみようとチャレンジしたのがこの作品です。


出来上がってみれば、朝陽があんな感じでいつもの自分らしいキャラクターになり、内容に関しても「王道とは?」と真顔になってしまったのですが、章タイトルの雰囲気だったり、初めて章だけでなく節も作成したことに関しては、当時ケータイ小説っぽい!と思った気がします……。


余談ですが、ベリーズカフェさんでも公開している『恋愛境界線』にて、メインキャラクターと同じ会社に勤める“深山さん”として、少しだけ朝陽が登場しています(時系列としては『恋愛境界線』はここから数年後の設定です)


どちらの作品も読んでくださった方はもうご存知かと思いますが、朝陽は家では妹に甘々、仕事ではキリリとしていて、なかなかにオンオフのギャップが激しいキャラクターですが、間違いなく同一人物です笑


粗の目立つ部分もありますが、少しでも楽しんで頂ける部分がありましたら幸いです。



2021.02.04
May your days be as colorful as candies!
―グリニッチ.