「ホント!?行くっ!行きたい!!」 喜びにあさ兄の腕を掴むと、あさ兄は小指を立てた右手を突き出してきた。 「よし、じゃあ約束」 「うん!絶対だからね」 そっと、自分の小指をあさ兄の小指に絡ませる。 「静夜、見てるか?まひるのこの可愛さ!」 あさ兄が、自分の小指を私の小指に絡ませたまま、セイ兄の方を向いた。 「朝陽の奇怪さの方が、目について仕方ねーんだけど……」 「それはヤキモチか?」 「言葉すら通じないヤツとは、もう会話をしたくねぇ」