―――――――……
――――――……
「まひる、ちょっとここに座りなさい」
シャワーを浴びて着替えを済ませた私を、あさ兄が家長らしく威厳のある声で呼び止めた。
ダイニングテーブルのいつも私が座っている席を指して。
「あさ兄、私、お風呂に入ってあったまったら、なんだか眠くなって……」
きちゃった、と言って逃げようとした矢先に、セイ兄があさ兄に加勢してきた。
「何やらかしたんだよ、逃げたら余計面倒くさいことになるぞ?」
私の両肩に手を置き、無理やり椅子の前へ身体を押し出してくるセイ兄の言葉に観念して、仕方なく椅子に腰を下ろした。
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「まひる、ちょっとここに座りなさい」
シャワーを浴びて着替えを済ませた私を、あさ兄が家長らしく威厳のある声で呼び止めた。
ダイニングテーブルのいつも私が座っている席を指して。
「あさ兄、私、お風呂に入ってあったまったら、なんだか眠くなって……」
きちゃった、と言って逃げようとした矢先に、セイ兄があさ兄に加勢してきた。
「何やらかしたんだよ、逃げたら余計面倒くさいことになるぞ?」
私の両肩に手を置き、無理やり椅子の前へ身体を押し出してくるセイ兄の言葉に観念して、仕方なく椅子に腰を下ろした。

