「2月の何日ですか?」 興奮気味の私を、先輩は訝しげに見てくる。きっと、まだ強引にお揃いにされる可能性を疑っているのかもしれない。 「22日」 「……うっ、そ」 2月22日だなんて……。 「私も……私も、誕生日2月22日なんです!」 すごい!すごい、すごい!! 「深月先輩も、猫の日生まれなんですねっ」 「猫の日……?」 「にゃーにゃーにゃーで、猫の日です!」