僕っ娘になったのはそれからだ
いつの日にか癖になっていた。
今日の一日何も食べてない
被る毛布も無いし、私は寝てる間に死ぬだろう。


でも、こんな辛い人生を送るくらいなら死んだ方がましだと、幼かった僕は思ったんだ。

そんな僕に光が差し掛かった
目の前には見覚えのない男の子
その男の子は僕に声をかけた

「僕、はる!君の名前は?」

びっくりした
男の子に声をかけられたのは初めてだった。

「___あかり。」
僕はこの名前が大嫌いだった
あかりって名前なのに
明るい子に育ててくれなかった

なんで生まれたのかなぁ