次の日私は、学校を休んだ。今回だけはどうしても行く気にはなれなかった。
翌日。一昨日の事で春とは話しづらいと思うけどちゃんと謝ろうと、決めて登校した。
朝のHRで春の席は空席だった。今日は休みなのだろうか。もしかしたら私のせいかもしれない。と思うと緊張と後悔が押し寄せてくる。
大丈夫、今日はたまたま休みなんだと自分に言い聞かせた。
HRも終わりに近づき、担任の話になった。
「えー、今日欠席の彼方だが、昨日の夜交通事故にあった。今は入院中だ。意識はあるので皆見舞いに行ってやれ」
「え....?」
理解出来ない。
一昨日まで普通に話してたのに。何で一昨日あんな風に別れちゃったんだろう。最悪だよ。
お見舞いに行きたいけど、どんな顔して合えばいいか分からない。昨日だって直ぐに謝っておけば後悔しなくてよかったのに。
春も怒ってるかもしれない。でも謝らないと、もう一緒に話せなくなる。
あ....私は話すのが苦手なんじゃないんだ。自分が諦めてただけなんだ。
春と話していた時は、凄く楽しかったし段々とスムーズに話せるようになった。私の悩みを解消してくれたのは春だ。
なのに私は自分勝手に投げやりになって、春に当たっていた。
本当に最低な奴だ、私は。春とまた一緒に過ごしたい。
そう思う頃にはもう教室を飛び出していた。何処に病院があるかなんて知らない。でももう飛び出してしまった。制服姿のまま、携帯すら持たずに。
とりあえず私は学校の一番近くにある秋原病院へ入った。消毒液の匂いが充満していて目眩がしたが受付へと早歩きで行った。
「あの、彼方春君ってここの病院に入院してますか?」
息切れしながらもとりあえず伝えると、愛想の良さそうな若い女性の看護師さんが、名簿を確認してくれた。
「お知り合いの方ですか?」
こういう時はどう言えばいいのだろう。クラスメイトと言えば良かったのかもしれないが、しっくり来なかった。友達なのか、ただの知り合いなのか分からない。こんなこと考えもしなかった。春から見たら私はどう見えているのだろう。
「と、友達です。」
そう答えるとニコッと笑い、部屋の番号を教えてくれた。
3階の201号室だ。急いで向かう。
ドアまで来て一回ノックするのを躊躇った。もしも怒って相手にしてくれなかったらどうしよう....
でも何もやらなければこのままじゃ帰れない。緊張しながらもノックをすると中から聞き慣れた声が聞こえた。
「どうぞ」
「.....春」
すると春は驚いた様な顔でこちらを見た。怒っている感じはしないが、まだ分からない。
「....伊代、来てくれたの?....あ、取り敢えずそこに座って。」
言われた通りに近くにあった椅子に座る。
春の病室は小さな個室で窓からは町一面が見渡せるような造りだった。
「なんでここが分かったの?それに今はまだ学校の時間だし」
だいぶ戸惑っているようだ。それもそうだろう。今は午前九時半を過ぎたところだ。
「HRで春の事聞いて、び、びっくりして。教室抜け出してきちゃった、、」
今頃先生は私を探していることだろう。だいぶ大事となりそうだ。
「で、近くの病院から言ってみようと思って、辿り着いたって感じかな。」
何となく笑って誤魔化すが、内心だいぶ焦っていた。大事になったらどうしようと、春が怒らないだろうかと。
「え。僕すごく嬉しいよ!伊代が怒ってもう来ないのかと思ってたから。本当に良かった。」
今更だが、春は事故にあっていたのにすごく元気だ。頭、腕、足と包帯が巻かれているが大丈夫なのだろうか。
「そ、それより怪我は大丈夫なの?」
すると春は何ともないよと笑って言った。心底から安心した。お知らせがあった時はどうなるかと思ったが。
その後、三十分程二人で話し、私は帰った。
翌日。一昨日の事で春とは話しづらいと思うけどちゃんと謝ろうと、決めて登校した。
朝のHRで春の席は空席だった。今日は休みなのだろうか。もしかしたら私のせいかもしれない。と思うと緊張と後悔が押し寄せてくる。
大丈夫、今日はたまたま休みなんだと自分に言い聞かせた。
HRも終わりに近づき、担任の話になった。
「えー、今日欠席の彼方だが、昨日の夜交通事故にあった。今は入院中だ。意識はあるので皆見舞いに行ってやれ」
「え....?」
理解出来ない。
一昨日まで普通に話してたのに。何で一昨日あんな風に別れちゃったんだろう。最悪だよ。
お見舞いに行きたいけど、どんな顔して合えばいいか分からない。昨日だって直ぐに謝っておけば後悔しなくてよかったのに。
春も怒ってるかもしれない。でも謝らないと、もう一緒に話せなくなる。
あ....私は話すのが苦手なんじゃないんだ。自分が諦めてただけなんだ。
春と話していた時は、凄く楽しかったし段々とスムーズに話せるようになった。私の悩みを解消してくれたのは春だ。
なのに私は自分勝手に投げやりになって、春に当たっていた。
本当に最低な奴だ、私は。春とまた一緒に過ごしたい。
そう思う頃にはもう教室を飛び出していた。何処に病院があるかなんて知らない。でももう飛び出してしまった。制服姿のまま、携帯すら持たずに。
とりあえず私は学校の一番近くにある秋原病院へ入った。消毒液の匂いが充満していて目眩がしたが受付へと早歩きで行った。
「あの、彼方春君ってここの病院に入院してますか?」
息切れしながらもとりあえず伝えると、愛想の良さそうな若い女性の看護師さんが、名簿を確認してくれた。
「お知り合いの方ですか?」
こういう時はどう言えばいいのだろう。クラスメイトと言えば良かったのかもしれないが、しっくり来なかった。友達なのか、ただの知り合いなのか分からない。こんなこと考えもしなかった。春から見たら私はどう見えているのだろう。
「と、友達です。」
そう答えるとニコッと笑い、部屋の番号を教えてくれた。
3階の201号室だ。急いで向かう。
ドアまで来て一回ノックするのを躊躇った。もしも怒って相手にしてくれなかったらどうしよう....
でも何もやらなければこのままじゃ帰れない。緊張しながらもノックをすると中から聞き慣れた声が聞こえた。
「どうぞ」
「.....春」
すると春は驚いた様な顔でこちらを見た。怒っている感じはしないが、まだ分からない。
「....伊代、来てくれたの?....あ、取り敢えずそこに座って。」
言われた通りに近くにあった椅子に座る。
春の病室は小さな個室で窓からは町一面が見渡せるような造りだった。
「なんでここが分かったの?それに今はまだ学校の時間だし」
だいぶ戸惑っているようだ。それもそうだろう。今は午前九時半を過ぎたところだ。
「HRで春の事聞いて、び、びっくりして。教室抜け出してきちゃった、、」
今頃先生は私を探していることだろう。だいぶ大事となりそうだ。
「で、近くの病院から言ってみようと思って、辿り着いたって感じかな。」
何となく笑って誤魔化すが、内心だいぶ焦っていた。大事になったらどうしようと、春が怒らないだろうかと。
「え。僕すごく嬉しいよ!伊代が怒ってもう来ないのかと思ってたから。本当に良かった。」
今更だが、春は事故にあっていたのにすごく元気だ。頭、腕、足と包帯が巻かれているが大丈夫なのだろうか。
「そ、それより怪我は大丈夫なの?」
すると春は何ともないよと笑って言った。心底から安心した。お知らせがあった時はどうなるかと思ったが。
その後、三十分程二人で話し、私は帰った。
