そして、今日も私達は一緒に絵を描いていた。私は公園の風景画、彼は空だ。
いつものように他愛のない話をしていた。
「あー、本当に君が元気でよかった」
彼が突然呟いた。
なんの事かと、一瞬聞こうと思った。でも彼の方を見た時聞いてはいけない気がした。
物凄く切なそうな顔で一点を見つめていたから。
私にはよく分からないがスルーする事にした。でも話題を振ることも出来ないのでとにかく気まずい雰囲気が漂っていた。
その夜、私は不思議な夢を見た。
私が五歳くらいだったような気がする。
家の近くの公園で知らない男の子と一緒に絵を描いていた。何を描いているかまでは見えなかった。
でもその私は凄く楽しそうだった。その後夢の中の景色がぐにゃりと曲がりまた同じ公園の景色に戻った。でも、何故か私は嗚咽を漏らしながら泣いていた。それをまだ若い私のお母さんが慰めている。そして私の前にはあの男の子がごめんねとも言いたげに、眉を寄せ切なそうな顔をしてこちらを向いていた。
しかしそれから何も言うことなく、去っていった。
その顔が何となく彼方春に似ている気がした。
いつものように他愛のない話をしていた。
「あー、本当に君が元気でよかった」
彼が突然呟いた。
なんの事かと、一瞬聞こうと思った。でも彼の方を見た時聞いてはいけない気がした。
物凄く切なそうな顔で一点を見つめていたから。
私にはよく分からないがスルーする事にした。でも話題を振ることも出来ないのでとにかく気まずい雰囲気が漂っていた。
その夜、私は不思議な夢を見た。
私が五歳くらいだったような気がする。
家の近くの公園で知らない男の子と一緒に絵を描いていた。何を描いているかまでは見えなかった。
でもその私は凄く楽しそうだった。その後夢の中の景色がぐにゃりと曲がりまた同じ公園の景色に戻った。でも、何故か私は嗚咽を漏らしながら泣いていた。それをまだ若い私のお母さんが慰めている。そして私の前にはあの男の子がごめんねとも言いたげに、眉を寄せ切なそうな顔をしてこちらを向いていた。
しかしそれから何も言うことなく、去っていった。
その顔が何となく彼方春に似ている気がした。
