夢と奇跡をもう一度

それから私達は部活の間話しながら一緒に絵を描いていた。私は相槌のみでほとんど彼が一方的に話しているだけなのだけれど。
それでも嬉しかった。私に興味を持ってくれたことが。
「好きな映画は?」
「子供の頃の思い出は?」
「好きなイラストレーターはいる?」
そんな質問でも、凄く嬉しい。でもその気持ち以上に上手く答えられない自分が嫌いで彼に申し訳なかった。