夢と奇跡をもう一度

「ねえ、春はどれが気に入ってるの?」
「お気に入りは特にないよ。どれも空をただ描写しているだけだし、思い入れは無いからね。」
「なるほどね」
こうやっていつも伊代は、僕の意見を肯定してくれる。そして書いた張本人の僕よりも絵を観察していて凄い。流石美術部って感じだった。