危険と隣り合わせの恋

涙が頬を伝う寸前



「2人で乗り越えるって言う選択は?」


え?そんな選択思いつかなかった


「けど…
一緒に乗り越えるとしたらたくさん奏汰に迷惑をかけなくちゃいけなくなるよ」


きっと迷惑だって思って呆れるんじゃないかと不安になる


「音羽に言ったよね?
もっと俺にわがままを言っていいんだよって、いつも自分の気持ち隠して相手の様子を伺ってる
そんなに俺頼りないかな?」


なんでそんなに悲しい顔するの?
こっちまで胸が締め付けられて苦しくなる


「そんなことない!
けど、奏汰が私にわがまま言ってくれないから私だけ言うのもなって思ってなかなか言えなかった…」



本当に奏汰は私にわがままを言ってくれない
私のことが好きじゃないからわがままとかずっと思っていた


「それは俺は音羽の隣にいるだけで幸せだし、音羽が笑顔でいてくれたらそれでいいから」


そんな風に思ってくれてるとは思ってなかった
私だけすきのんだとおもってた
奏汰はちゃんと私を好きでいてくれたのに信じてあげられてなかった



奏汰が自分の席を立ち私の後ろへと来た
そして、後ろからハグ
なんと!バックハグ!



「音羽は俺といたくない?」


耳元でそんな風に囁かれたらもっと好きになっちゃうじゃん


「もっと一緒に居たい…」