危険と隣り合わせの恋

天羽はシャーペンを握りして書きかけの手紙を済に置いて眠っていた


今日は睡魔に負けちゃったのね


気持ちよさそうに寝てる天羽をほっといて私は体の向きを戻した


残りの時間はボッーとして過ごしてた


残りの授業が終わり掃除を簡単に済ませて帰りの支度をしてた


天羽が私の名前を呼びながら駆け寄ってきた


「いつ、つっきー来るの?」


天羽がニヤニヤしながら聞いてきた


「うーん、全部終わってから来るんじゃん?早めに来るとは言ってたけど」


「そっか。早く来てくれるといいね」


「…うん」


恥ずかしくなって下を向いて顔を隠しながら頷いた


2人で他愛もない会話をしていた頃、奏汰が私の教室にやってきた


「ごめん!先生に呼び止められてて遅くなった」


申し訳なさそうに、顔の前に手を合わせて私に謝った