危険と隣り合わせの恋

「うん。絶対に泣かせない!
約束るよ」


力強く天羽のほうを見ている


奏汰は私の方を向いて真剣な目で話してきた


「絶対音羽のことを幸せにするよ」


こんなこと言うのってありですか?


いきなり過ぎて心の準備ができてない…

こんなんで私の心臓保ちますか?


私さっきからドキドキしっぱなしだよ〜


それに最後の優しい笑顔は反則だよ


そんなんされたら顔真っ赤になっちゃいよ


真っ赤になった顔を手で隠しながら奏汰から顔を逸らした


「さっそくラブラブですね〜」


天羽がそう煽ってきたけど、ちょっと嬉しかった自分もいた


「羨ましいなぁ〜
天羽も早く彼氏欲しい!」


ちょっとふてくされながら天羽はつぶやいた