危険と隣り合わせの恋

とだけ言い残し、勇斗は部屋を出ていった


はぁ〜これからどうしよう…


取り敢えず、天羽に相談しよう


そう思ってスマホを探していると…


あれ?スマホがない?!
もしかしてまた勇斗に取られた?
もういいや、今勇斗に交渉してもあの雰囲気じゃ絶対に返してくれないし明日天羽に相談しよう


その日は早めにご飯とお風呂を済まし布団に入り眠りについた


次の日、いつもより少し早く起きて学校へ向かった


この時間なら天羽と同じ電車に乗れるはず


天羽は家が遠いため早めに学校に来ている
珍しく私も天羽と同じ電車に乗ることが出来た


駅につき電車を待っているとき、天羽になんて説明しようか考えていたら


考えているうちに電車がやってきた
天羽はいつもどうり4号車の1番ドアのところにいた


「おはよ!」


私がこの電車に乗るのは珍しかったためか、天羽は目を丸くして私を見つめてくる


「お、おはよ
どうしたの?今日早いじゃん
なんかあったの?」


さすがです。天羽さん
天羽は私に異変があると1番に気づいてくれる