危険と隣り合わせの恋

私たちは告白の話が一区切りついたので、教室にいる天羽に付き合ったことを報告するために天羽を呼びに行った


そして、空き教室に戻ってくると天羽は食べかけのお弁当を食べ始めた


私たちは天羽の座るすぐ前の席に並んで座っていた


そしたら、おかずを口に運びながら天羽が話し始めた


「それで?どうなったの?」


天羽にはいろいろお見通しなのかニヤニヤしながら私たちに質問してきた


「えっと…
俺から告白して音羽から『はい』の返事をもらい付き合いことになりました」


ちょっと改まった感じで奏汰が天羽に説明をした


「やっと、告ったんだね!
二人ともおめでとさん、お幸せにね」


天羽は優しい笑顔で私たちを祝福してくれた


「それと…」


天羽は奏汰に真剣な眼差しを向けて話し始めた。


「音羽を絶対泣かせないで、泣かしたら天羽許さないから!
音羽のことよろしくお願いね」

最後の方は天羽の目つきが鋭かった感じがした。

そんなに私のこと大切にしてくれてるんだって思った