危険と隣り合わせの恋

私は言い返す気もなく体の向きを変えて奏汰との会話に戻った


そして、さり気なくさっきの写真を保存した


電車の中でもずっと手を繋いだままの私たち、少しずつドキドキ感が収まり今は居心地のいいものとなった


好きな人と手をつなぐとこんなにも幸せになれるのだと実感した


奏汰の彼女になれて本当に良かった


みんなと別れたあとも私はニヤケがとまらなかった