日に日に時間が過ぎていき、ついに大会の日が来てしまった


緊張でドキドキしている私に奏汰が話かせてくる


「なに、緊張してるの?
いつもどうりにリラックスしてやれば大丈夫!音羽らしく頑張れ」


この人の言葉で私はすぐに振り回されてしまう
ドキドキしたり、悲しくなったり、嬉しくなったり
それだけその人が好きなんだなぁと実感する


「じゃあ、俺あっちだからまたあとで」


「わかった!奏汰も頑張れ」


奏汰は手を振って走って自分の場所に行ってしまった


「奏汰がいなくなっただけでそんなに寂しいのか?」


「わぁっ!いきなり話しかけて来ないでよ」


後ろから話しかけてきた虎太


「ビビりすぎ、俺らあっちだし行こ」


「はーい
虎太じゃなくて、奏汰が良かったなぁ」


「今なんて言った?」


「何でもないです!」


つい心の声が…


よし、気合を入れて大会頑張るぞ〜