碧色の恋。




七瀬くんが教室に1日戻って来なかった日は、椿先輩の彼氏さんが職場の女の人とお酒飲みに行ってたかららしい。
泣き崩れちゃって抜け出せなかったって。


ある程度落ち着いたのがお昼休み。
教室にまで来るとは思ってなかったって。


そこからあんまり椿先輩とは連絡取らないようにしていたのに、私がブレスレットの話をしたから気になって連絡したらしい。


それがバルコニーで電話していた時だ。


『碧くんみたいな色で綺麗でしょう?一目惚れしちゃった』


「素直に気持ち悪いですよ」


『もう、そんなこと言う碧くんなんて嫌い!』


「…へぇ嫌いですか、同じですね俺も嫌いです」


『なんでそんな事言うの、碧くん。碧くん……』


「あなたに名前で呼ばれても嬉しくないです。」



七瀬くんを利用していたのは椿先輩が寂しさを紛らわすため。彼氏さんの代わりにするため。それだけだった。