* 「──ほ、しほ・・志穂!」 「はっ!!」 「どうした?ぼーっとして」 わたしの顔を心配そうにのぞきこむ日向の姿が目に入る。 それだけで泣き出してしまいそうだった。 「日向っ、日向!」 「今日はいつもに増して積極的だな」 いままで自分から抱き着くとかしたことなかったのに、嬉しさのあまり日向を抱きしめていた。 「はっ、ごめん」 「いいけど。でも視線が痛いわ」 たしかに強い視線を感じ、その方向に目を向ける。 「相変わらずラブラブだねー」 「日向!羨ましいぞ!!」