私の借りているマンションは、
駅近で徒歩3分で着く。
私は最寄り駅に着き寄り道せず、
マンションまで一直線で歩いて
マンションの目の前に着くと、
見覚えのある姿の人がホール前のベンチに
1人ポツンと座っている。
えっ!颯太君!?
私は駆け足で颯太君の所に向かう。
向こうも気付いたようで、
ニコニコしながら手を振ってくる。
「颯太君!」
「どうしたの!?」
「何故ここにいるの!?」
「雫、おかえり!」
「びっくりした?」
「そりゃびっくりするよ!」
「中々会えないから、来ちゃった。」
「今日本当は仕事だったけど、」
「休みもらえて、確か今日雫も休みだった」
「って聞いたから会いたくなって。」
「電話かけたんだけど雫出ないから」
「直接家行こうってなって」
「今に至る感じ。」
「ごめん!」
「私、家にスマホ忘れて出かけちゃったの。」
「何時から待ってたの!?」
ちょっと……私10時頃家を出てその後って
事でしょ?
電話くれたの……。
私は咄嗟に颯太君の頬に手を当てる。
冷たい……。
「えっと、11時過ぎ?ぐらいだったかな。」
てか……今、雫が俺の頬に触れた。
不意打ちすぎてびっくりする間もなく
一瞬の出来事だった。
それだけの事でも胸の鼓動が跳ね上がる。
「冷たいじゃん。」
「待ちすぎだよ。」
「今17時過ぎてるんだよ。」
「だって中々会えないから唯一」
「やっと同じ休みになったから」
「絶対会いたいって俺の執念(笑)」
そう言って颯太君はニコッと笑う。
笑い事じゃないよー。
風邪引いたらどうするの……。
「風邪ひいちゃうじゃん。」
「とりあえず家中に入ろ。」
私はとにかく早く颯太君を家の中に
入れて、身体を温めたくなった。
「どうぞ中入って。」
「おじゃまします……。」
俺、マジで考えなく会いたくて
気持ち伝えたくて、考え無しに来たけど
これヤバくない?
俺、我慢できる気しないんだけど……。
「とりあえず颯太君はコタツに入ってて。」
「温かいお茶出すから。」
「ありがとう。」
俺は、コタツに入り周囲を見渡す。
俺が知らない雫の写真や趣味など
が飾られていた。
俺はやっぱり高校生の時の雫で止まって
たんだなぁと現実に突き落とされる。
これから、はずっと一緒に時を進みたい。
「はいお茶どうぞ。」
「ありがとう。」
「お茶美味しい。」
「今日買い物してたの?」
「うん何でわかるの?」
「何でって大量のショップ袋」
「持ってたじゃん(笑)」
「雫、可愛い(笑)」
「かっ!可愛い!?」
「そんな事友達でも言ったら勘違い」
「されるから気をつけなよ。」
「えっ、本当の事だから良いじゃん。」
えっと……もしかして雫って
気付いてないの?
俺がまだ雫の事好きで仕方がない事。
鈍感すぎない?
でもまぁそうか……
高校の時もそうだった(笑)
気持ち伝えるの今だと俺は判断した。
駅近で徒歩3分で着く。
私は最寄り駅に着き寄り道せず、
マンションまで一直線で歩いて
マンションの目の前に着くと、
見覚えのある姿の人がホール前のベンチに
1人ポツンと座っている。
えっ!颯太君!?
私は駆け足で颯太君の所に向かう。
向こうも気付いたようで、
ニコニコしながら手を振ってくる。
「颯太君!」
「どうしたの!?」
「何故ここにいるの!?」
「雫、おかえり!」
「びっくりした?」
「そりゃびっくりするよ!」
「中々会えないから、来ちゃった。」
「今日本当は仕事だったけど、」
「休みもらえて、確か今日雫も休みだった」
「って聞いたから会いたくなって。」
「電話かけたんだけど雫出ないから」
「直接家行こうってなって」
「今に至る感じ。」
「ごめん!」
「私、家にスマホ忘れて出かけちゃったの。」
「何時から待ってたの!?」
ちょっと……私10時頃家を出てその後って
事でしょ?
電話くれたの……。
私は咄嗟に颯太君の頬に手を当てる。
冷たい……。
「えっと、11時過ぎ?ぐらいだったかな。」
てか……今、雫が俺の頬に触れた。
不意打ちすぎてびっくりする間もなく
一瞬の出来事だった。
それだけの事でも胸の鼓動が跳ね上がる。
「冷たいじゃん。」
「待ちすぎだよ。」
「今17時過ぎてるんだよ。」
「だって中々会えないから唯一」
「やっと同じ休みになったから」
「絶対会いたいって俺の執念(笑)」
そう言って颯太君はニコッと笑う。
笑い事じゃないよー。
風邪引いたらどうするの……。
「風邪ひいちゃうじゃん。」
「とりあえず家中に入ろ。」
私はとにかく早く颯太君を家の中に
入れて、身体を温めたくなった。
「どうぞ中入って。」
「おじゃまします……。」
俺、マジで考えなく会いたくて
気持ち伝えたくて、考え無しに来たけど
これヤバくない?
俺、我慢できる気しないんだけど……。
「とりあえず颯太君はコタツに入ってて。」
「温かいお茶出すから。」
「ありがとう。」
俺は、コタツに入り周囲を見渡す。
俺が知らない雫の写真や趣味など
が飾られていた。
俺はやっぱり高校生の時の雫で止まって
たんだなぁと現実に突き落とされる。
これから、はずっと一緒に時を進みたい。
「はいお茶どうぞ。」
「ありがとう。」
「お茶美味しい。」
「今日買い物してたの?」
「うん何でわかるの?」
「何でって大量のショップ袋」
「持ってたじゃん(笑)」
「雫、可愛い(笑)」
「かっ!可愛い!?」
「そんな事友達でも言ったら勘違い」
「されるから気をつけなよ。」
「えっ、本当の事だから良いじゃん。」
えっと……もしかして雫って
気付いてないの?
俺がまだ雫の事好きで仕方がない事。
鈍感すぎない?
でもまぁそうか……
高校の時もそうだった(笑)
気持ち伝えるの今だと俺は判断した。


