駅前に着いて、切符を買おうと
切符売り場に向かって歩いていたら
後ろから肩を叩かれて振り返る。


「坂垣さん!?」



「やっぱり木梨さんだった!」
「良かった!合ってて!」


「坂垣さんこんな所でどうしたんですか?」



「友達の家に用事があって行ってきた」
「帰りよ。」
「木梨さんは?」


「私は、1人で買い物をしようと」
「百貨店行ってました。」


「そうだったのね!」
「木梨さんの家からだったら」
「ここ少し遠いわよね。」



「そうですね、大体電車で45分くらいです。」



「ねぇ、この後時間ある?」


「はい、特に用事も無いので。」



「この辺に美味しいカフェラテが有名な」
「カフェがあるの!」
「そこでお茶でもどう?」


「行きたいです!」



こうして、私は坂垣さんと偶然に会った後
お茶をしに坂垣さんおすすめのカフェに
案内してもらった。

カフェは人が混み合っていて、待ち時間
が30分である。
だけど坂垣さんと喋りながら待っていたら
あっという間に30分が経ち店の中へと
入れた。
私と坂垣さんはここの名物の
クリームミルクカフェラテを注文し、
カフェラテを飲みながら楽しく
お喋りをした。



「ねぇ、今日は何を買ったの?」



「リップ2つとニットのセットアップ」
「それと、ピアスとブレスレットです。」


「めっちゃ買ってんじゃん(笑)」


「めっちゃ買っちゃいました(笑)」
「なんか、1個買うと欲が爆発しちゃって(笑)」


「その気持ちわかるわ!」
「いつの間にか荷物増えちゃってるのよね(笑)」


「そうなんです(笑)」


「リップの色見たい!」


「これです。」
「私、いつも同じ色しかつけないので」
「自分に合う別の色を探してたら」
「店員さんにオススメされて」
「どちらか選べなくて2個買って」
「しまいました(笑)」