「雫……。」
俺は何度も何度も雫の唇にキスをする。
「んっ……。」
圭介君は何度も私の唇に触れる。
更に深いキスに変化していくのが
わかる。
圭介君の愛情表現が身体中に伝わり
身体が痺れる。
徐々に耳や首などにもキスを落とされ
私は意識が朦朧となっていく。
「圭介……君。」
圭介君はとうとう私の服を脱がした。
ものすごく恥ずかしくてたまらない。
どんな風に圭介君の瞳には映ってるのだろう。
「雫……好きだ……。」
俺は雫の服・下着を脱がせ、
自分も服と下着を脱いだ。
雫の肌は柔らかく白くて儚げだ。
優しく俺は色々な箇所に唇を重ねた。
「圭介君……待って。」
「私、こーゆうの初めてで。」
「大丈夫俺に身を委ねて。」
「俺も初めてだよ。」
「雫としかこーゆう事しないって決めて」
「たから。」
「優しくするから怖がらないで。」
「うん。」
「ひゃ!」
私達は初めての夜を過ごした。
何もかも初めての経験で、
圭介君の愛も欲望も優しくて
全身包まれていく。
幸せな時間が過ぎていく。
圭介君の色気のある声が耳元で何度も
囁く。
この日私達は何度も抱き合った。
第15章 2度目の告白
END


