土曜日
今日夕方から圭介君が家にやって来る。
私は朝から家の中の隅々まで掃除して、
手料理を振る舞う材料の買い出しなど
午前中はバタバタとしていた。
昨日はまさか、杉田君に告白されるなんて
思ってもみなくて予想外の1日だったなぁと
改めて今日思っていた。
週明けから気持ち切り替えて出勤しないとね。
意外と子供はよく先生の行動など見ているし
勘が鋭く素直だからなぁ。
午後は軽く昼食を取り
仕事が残っているこの間の国語のテスト
の採点に時間を費やしていた。
料理の方は、バジルソースと生ハムと
モッツァレラチーズのパスタを作る予定だ。
出来たてを食べて欲しいのでパスタは圭介君が
家に来てから作る事にし、
その他のサラダとパンプキンスープは
仕事の後に作る事にした。
夕方
無事、仕事終わってサラダとスープを
作り終え休憩を取っていたら
あっという間にもう夜の17時。
そろそろ圭介君が来る時間だ。
18時前になりインターホンが鳴り響いた。
私はインターホンのカメラ画面を覗き、
圭介君だと確認した後ホールの自動ドアを
解除する。
そして、再びインターホンが鳴った為
すぐに玄関のドアを開けて圭介君を家に
招き入れた。
「お疲れ様!」
「圭介君時間ぴったりだね!」
「今日は早めに仕事切り上げられたから」
「時間にゆとりができたからな。」
「外、寒かったでしょ?」
「お湯で手を洗って、コタツで暖まっててね。」
「すぐ、料理作るから。」
「ありがとう。」
「料理、何作ってくれんの?」
「パスタ作るよ!」
「バジルソースの。」
「サラダとスープはもう作ってあるから」
「そんなに時間はかからないから」
「テレビ観ながらでも待ってて。」
「バジルソースめちゃくちゃ好き。」
「雫が料理してる姿見ながら待ってようかな。」
「それはヤダ(笑)」
「恥ずかしいからテレビ観て待ってて!」
「はいはい(笑)」
「わかったわかった(笑)」
そう言って圭介君は、スーツのジャケット
を脱ぎハンガーに掛けた後洗面所に移動
し手を洗ってコタツに入った。
圭介君がスーツのジャケットを脱ぐ姿が
すごくカッコ良く見えて私は
思わずドキッと胸が鳴った。
男性のそんな姿あまり目にしないからかな?
それより、パスタ早く作らないと。
私は、手際い良くパスタを作り出した。
40分後
無事にパスタは完成し、
事前に作っておいたサラダとスープを
冷蔵庫から取り出し、スープを温めた。
「圭介君、コタツでご飯食べる?」
「それともダイニングテーブルで食べる?」
「だいぶん身体も暖まったから」
「ダイニングテーブルで食べる。」
「わかった。」
私は、全ての料理をダイニングテーブルに
並べて椅子に座ると圭介君も向かい合って
テーブルに座った。
「うわー!」
「美味そー!」
「食べて良い?」
「もちろん!」
「いただきます。」
「いただきます。」
私は、サラダ・スープ・パスタの順で
食べながら圭介君の反応を伺った。
「雫、パスタもスープもサラダも」
「すごく美味しい。」
「サラダのドレッシングも手作り?」
「良かったー!」
「うん、ドレッシングも手作りだよ。」
「すげえー。」
「全然すごくないよ(笑)」
「オリーブオイルと酢と調味料混ぜただけ。」
「調味料を混ぜて調合するのセンスいる」
「事だと思うから、本当にすごい。」
「それにパスタもスープもどれも俺の好み」
「の味だし。」
「そう言ってくれて良かった。」
「作って良かったよ!」
こうして圭介君は残さず、全ての料理を
食べてくれた。
残さず食べてもらえるのって本当に嬉しい。
料理にあまり自信がなかったけど、
ちょっと自信がついた気がした。
今日夕方から圭介君が家にやって来る。
私は朝から家の中の隅々まで掃除して、
手料理を振る舞う材料の買い出しなど
午前中はバタバタとしていた。
昨日はまさか、杉田君に告白されるなんて
思ってもみなくて予想外の1日だったなぁと
改めて今日思っていた。
週明けから気持ち切り替えて出勤しないとね。
意外と子供はよく先生の行動など見ているし
勘が鋭く素直だからなぁ。
午後は軽く昼食を取り
仕事が残っているこの間の国語のテスト
の採点に時間を費やしていた。
料理の方は、バジルソースと生ハムと
モッツァレラチーズのパスタを作る予定だ。
出来たてを食べて欲しいのでパスタは圭介君が
家に来てから作る事にし、
その他のサラダとパンプキンスープは
仕事の後に作る事にした。
夕方
無事、仕事終わってサラダとスープを
作り終え休憩を取っていたら
あっという間にもう夜の17時。
そろそろ圭介君が来る時間だ。
18時前になりインターホンが鳴り響いた。
私はインターホンのカメラ画面を覗き、
圭介君だと確認した後ホールの自動ドアを
解除する。
そして、再びインターホンが鳴った為
すぐに玄関のドアを開けて圭介君を家に
招き入れた。
「お疲れ様!」
「圭介君時間ぴったりだね!」
「今日は早めに仕事切り上げられたから」
「時間にゆとりができたからな。」
「外、寒かったでしょ?」
「お湯で手を洗って、コタツで暖まっててね。」
「すぐ、料理作るから。」
「ありがとう。」
「料理、何作ってくれんの?」
「パスタ作るよ!」
「バジルソースの。」
「サラダとスープはもう作ってあるから」
「そんなに時間はかからないから」
「テレビ観ながらでも待ってて。」
「バジルソースめちゃくちゃ好き。」
「雫が料理してる姿見ながら待ってようかな。」
「それはヤダ(笑)」
「恥ずかしいからテレビ観て待ってて!」
「はいはい(笑)」
「わかったわかった(笑)」
そう言って圭介君は、スーツのジャケット
を脱ぎハンガーに掛けた後洗面所に移動
し手を洗ってコタツに入った。
圭介君がスーツのジャケットを脱ぐ姿が
すごくカッコ良く見えて私は
思わずドキッと胸が鳴った。
男性のそんな姿あまり目にしないからかな?
それより、パスタ早く作らないと。
私は、手際い良くパスタを作り出した。
40分後
無事にパスタは完成し、
事前に作っておいたサラダとスープを
冷蔵庫から取り出し、スープを温めた。
「圭介君、コタツでご飯食べる?」
「それともダイニングテーブルで食べる?」
「だいぶん身体も暖まったから」
「ダイニングテーブルで食べる。」
「わかった。」
私は、全ての料理をダイニングテーブルに
並べて椅子に座ると圭介君も向かい合って
テーブルに座った。
「うわー!」
「美味そー!」
「食べて良い?」
「もちろん!」
「いただきます。」
「いただきます。」
私は、サラダ・スープ・パスタの順で
食べながら圭介君の反応を伺った。
「雫、パスタもスープもサラダも」
「すごく美味しい。」
「サラダのドレッシングも手作り?」
「良かったー!」
「うん、ドレッシングも手作りだよ。」
「すげえー。」
「全然すごくないよ(笑)」
「オリーブオイルと酢と調味料混ぜただけ。」
「調味料を混ぜて調合するのセンスいる」
「事だと思うから、本当にすごい。」
「それにパスタもスープもどれも俺の好み」
「の味だし。」
「そう言ってくれて良かった。」
「作って良かったよ!」
こうして圭介君は残さず、全ての料理を
食べてくれた。
残さず食べてもらえるのって本当に嬉しい。
料理にあまり自信がなかったけど、
ちょっと自信がついた気がした。


